1948-08-06 第2回国会 衆議院 農林委員会 第37号 およそ法律はものの動き実体に即して、かつ実際の人間社会の一つの道義法則に從つて、それを法的に裏づけていこうというのが、一つの法律をつくる建前であろうと思うのに、この法律だけは具体的な実体が何ら把握されずに、ひとつの概念論の上に立つて改正案がつくられておるというところで、私ども遺憾に存ずるとともに、もしこういうことでかりに法律が改正され、また立案されるということになりますと、将来弊害がいろいろな面に起 井上良次